2008-07-13
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
【配給】松竹
【公開】2008年7月12日
【HP】http://www.gegege.jp/
【原作】水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎」
【製作】「ゲゲゲの鬼太郎」フィルムパートナーズ
【監督】本木克英
【脚本】沢村光彦
【音楽】高梨康治
▼▼▼出演▼▼▼
ウエンツ瑛士/北乃きい/田中麗奈/大泉洋/間寛平/室井滋/
田の中勇/寺島しのぶ/萩原聖人/佐野史郎/緒形拳 他
【身も蓋もない概要】
人間と妖怪、仲良くしようね。共存共栄。
【どうでもいいメモ】
鑑賞日⇒2008年7月12日
前作観てませんが、話は独立してる。
まぁ、とりあえず田中麗奈ってかわいいよね。
【独断と偏見と無知のレビュー】※これよりネタバレ有※
30歳前後の世代で「ゲゲゲの鬼太郎」っていうと、アニメでは戸田恵子さんの鬼太郎世代でしょうか。ねずみ男は富山敬さんでした。
閑話休題。映画の話。
全体的にトーンは暗い、テーマも重い。扱っているテーマは結構深いんですが、長い時間かけた割りには淡白に終わっちゃっいました。
一通りキャラクターを楽しんだら、もうすることがない。特に後半は本来、戦闘シーンがあったりして盛り上がるものですが、ラスボスを二段階に構えたことで、ダルンダルンのラストになってしまいました。
「かごめ歌」による失踪事件が起きて、その原因となる濡れ女(寺島しのぶ)を再び封印するために鬼太郎ファミリーとヒロインが各地に散るまでの冒頭から中盤にかけて、鬼太郎は思春期で「どうして人間を助けなくちゃいけないんだ」と悩んでいます。
ヒロインの楓(北乃きい)は、他人を信用しない(というわりには、鬼太郎たちにホイホイついて行くわけですが)女の子です。
この二人が濡れ女を封印するため古の楽器・琵琶(河本準一)を探して箱根に赴くんですけど、道中で一時決裂。
ところが、妖怪さとり(上地雄輔)に襲われたことをきっかけに、あっさり仲直り。悩みも解決。……え?
中盤にさしかかると、濡れ女の悲しい過去とヒロインとの因縁が発覚し、事件の背後関係も明らかになってきます。濡れ女を操っていたのはぬらりひょん(緒形拳)で、目玉の親父(田の中勇)が隠していた「鬼太郎の先祖幽霊族を滅ぼしたのは人間だった」という事実を告げてしまいます。「それでも人間を助けるのか?」ぬらりひょんはテーマをぶち上げて猫娘を攫って行きますが……その話、前半で終わりましたよね?もっと早く言ってくれれば良かったのに。
テーマの二段階右折ですよ、これは。
後半は濡れ女を助けるついでに、ぬらりひょんの野望を阻止しようということで、基本的にバトルシーンになります。
ヒーローは遅れてやって来るの鉄則を守るため、鬼太郎は寄り道。あざとい演出ですね。閻魔大王のところに行っていたようで、一応ラストへの伏線になります。
さて、ここからダルンダルンです。
ぬらりひょんは濡れ女に魂を集めさせて、巨大骸骨(名前忘れました)を動かして人間に復讐(?)しようとしています。
夜叉を倒し、ぬらりひょんのところまでやってきた鬼太郎。楓は、濡れ女の魂を救うために進んで魂を奪われます。
濡れ女を利用していたぬらりひょんは、役目は終わったとあっさり濡れ女を捨て、怒った濡れ女のパワーを動力に巨大骸骨が動き出します。
この巨大骸骨がナウシカの巨神兵みたいで笑っちゃうんですが、びっくりなのは、ぬらりひょんを一撃で吹っ飛ばして退場させたことでしょうか。ぬらりひょんは直接鬼太郎と対決するわけでもなく、人間に対する恨み節だけ愚痴って退場という、近年まれに見る悪役のヘタレ振りでした。
ラスボスを2段階にするのはRPGなどでお馴染みですけど、それにしてもぬらりひょんのヘタレ振りは酷すぎます。それとも次回作への伏線なのでしょうか?
その巨神兵ですが、強いみたいです。鬼太郎が何とか止めようとしますが、一向に歯が立ちません。そして、どうしたかというと、鬼太郎(とそのファミリー)は何と最後まで見てるだけ。
巨神兵の中では楓と濡れ女が対峙していましたが、そこへ閻魔大王が鬼太郎の依頼で現世に連れてきた濡れ女の旦那・海人(萩原聖人)の魂を連れてきて、千年前の事件の真相が明かされ、濡れ女成仏。……えええ?
鬼太郎たちは本当に何もしません。ねずみ男が「怨念がおんねん」と駄洒落を無理矢理言ったくらいです。
それにしても楓は篳篥はいきなり吹けるし、琵琶も弾けるし、ヒロイン補正がかかりまくりです。魂を奪われた楓は無事生還しましたが、他の人たちはどうなったんでしょうか。
楓と鬼太郎が別れるシーンでラスト(本当はクレジットの後にさらにオマケがあり、それがラストになりますが)。
もう、ダレ尽くした後だったので、「早くバスに乗ってくんねぇかな」と思わずにはいられませんでしたね。
と、まぁ、何だか纏まりが悪い話でした。
話の繋がりが唐突だったりして、違和感を覚えるシーンがいくつかあったので、かなりカットしたシーンがあるような気がします。私がボーっとして見逃しただけかもしれませんが。
既に俳優の原型を留めていないキャラクターたちと、パソコン操作をする目玉の親父を楽しんだらいいんじゃないですかね。
とりあえず、田中麗奈はかわいい。
【配給】松竹
【公開】2008年7月12日
【HP】http://www.gegege.jp/
【原作】水木しげる「ゲゲゲの鬼太郎」
【製作】「ゲゲゲの鬼太郎」フィルムパートナーズ
【監督】本木克英
【脚本】沢村光彦
【音楽】高梨康治
▼▼▼出演▼▼▼
ウエンツ瑛士/北乃きい/田中麗奈/大泉洋/間寛平/室井滋/
田の中勇/寺島しのぶ/萩原聖人/佐野史郎/緒形拳 他
【身も蓋もない概要】
人間と妖怪、仲良くしようね。共存共栄。
【どうでもいいメモ】
鑑賞日⇒2008年7月12日
前作観てませんが、話は独立してる。
まぁ、とりあえず田中麗奈ってかわいいよね。
【独断と偏見と無知のレビュー】※これよりネタバレ有※
30歳前後の世代で「ゲゲゲの鬼太郎」っていうと、アニメでは戸田恵子さんの鬼太郎世代でしょうか。ねずみ男は富山敬さんでした。
閑話休題。映画の話。
全体的にトーンは暗い、テーマも重い。扱っているテーマは結構深いんですが、長い時間かけた割りには淡白に終わっちゃっいました。
一通りキャラクターを楽しんだら、もうすることがない。特に後半は本来、戦闘シーンがあったりして盛り上がるものですが、ラスボスを二段階に構えたことで、ダルンダルンのラストになってしまいました。
「かごめ歌」による失踪事件が起きて、その原因となる濡れ女(寺島しのぶ)を再び封印するために鬼太郎ファミリーとヒロインが各地に散るまでの冒頭から中盤にかけて、鬼太郎は思春期で「どうして人間を助けなくちゃいけないんだ」と悩んでいます。
ヒロインの楓(北乃きい)は、他人を信用しない(というわりには、鬼太郎たちにホイホイついて行くわけですが)女の子です。
この二人が濡れ女を封印するため古の楽器・琵琶(河本準一)を探して箱根に赴くんですけど、道中で一時決裂。
ところが、妖怪さとり(上地雄輔)に襲われたことをきっかけに、あっさり仲直り。悩みも解決。……え?
中盤にさしかかると、濡れ女の悲しい過去とヒロインとの因縁が発覚し、事件の背後関係も明らかになってきます。濡れ女を操っていたのはぬらりひょん(緒形拳)で、目玉の親父(田の中勇)が隠していた「鬼太郎の先祖幽霊族を滅ぼしたのは人間だった」という事実を告げてしまいます。「それでも人間を助けるのか?」ぬらりひょんはテーマをぶち上げて猫娘を攫って行きますが……その話、前半で終わりましたよね?もっと早く言ってくれれば良かったのに。
テーマの二段階右折ですよ、これは。
後半は濡れ女を助けるついでに、ぬらりひょんの野望を阻止しようということで、基本的にバトルシーンになります。
ヒーローは遅れてやって来るの鉄則を守るため、鬼太郎は寄り道。あざとい演出ですね。閻魔大王のところに行っていたようで、一応ラストへの伏線になります。
さて、ここからダルンダルンです。
ぬらりひょんは濡れ女に魂を集めさせて、巨大骸骨(名前忘れました)を動かして人間に復讐(?)しようとしています。
夜叉を倒し、ぬらりひょんのところまでやってきた鬼太郎。楓は、濡れ女の魂を救うために進んで魂を奪われます。
濡れ女を利用していたぬらりひょんは、役目は終わったとあっさり濡れ女を捨て、怒った濡れ女のパワーを動力に巨大骸骨が動き出します。
この巨大骸骨がナウシカの巨神兵みたいで笑っちゃうんですが、びっくりなのは、ぬらりひょんを一撃で吹っ飛ばして退場させたことでしょうか。ぬらりひょんは直接鬼太郎と対決するわけでもなく、人間に対する恨み節だけ愚痴って退場という、近年まれに見る悪役のヘタレ振りでした。
ラスボスを2段階にするのはRPGなどでお馴染みですけど、それにしてもぬらりひょんのヘタレ振りは酷すぎます。それとも次回作への伏線なのでしょうか?
その巨神兵ですが、強いみたいです。鬼太郎が何とか止めようとしますが、一向に歯が立ちません。そして、どうしたかというと、鬼太郎(とそのファミリー)は何と最後まで見てるだけ。
巨神兵の中では楓と濡れ女が対峙していましたが、そこへ閻魔大王が鬼太郎の依頼で現世に連れてきた濡れ女の旦那・海人(萩原聖人)の魂を連れてきて、千年前の事件の真相が明かされ、濡れ女成仏。……えええ?
鬼太郎たちは本当に何もしません。ねずみ男が「怨念がおんねん」と駄洒落を無理矢理言ったくらいです。
それにしても楓は篳篥はいきなり吹けるし、琵琶も弾けるし、ヒロイン補正がかかりまくりです。魂を奪われた楓は無事生還しましたが、他の人たちはどうなったんでしょうか。
楓と鬼太郎が別れるシーンでラスト(本当はクレジットの後にさらにオマケがあり、それがラストになりますが)。
もう、ダレ尽くした後だったので、「早くバスに乗ってくんねぇかな」と思わずにはいられませんでしたね。
と、まぁ、何だか纏まりが悪い話でした。
話の繋がりが唐突だったりして、違和感を覚えるシーンがいくつかあったので、かなりカットしたシーンがあるような気がします。私がボーっとして見逃しただけかもしれませんが。
既に俳優の原型を留めていないキャラクターたちと、パソコン操作をする目玉の親父を楽しんだらいいんじゃないですかね。
とりあえず、田中麗奈はかわいい。





